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自転車用ケミカル(油脂類)
投稿者: Tosh 掲載日: 2008-3-20 (6098 回閲覧)

toshが使っている、使ってみた、あるいはいい評判を聞いている、ケミカル類を紹介します。

会社で「どんな油を使えばいいの?」ってことが話題に なったので、まとめてみました。もっとも、toshもエラそうに言ってもたいしたことありません。間違ってたり、的外れな情報もあるかもですが、その辺はリンク先のサイトも見て確認して、自分で判断してくださいまし。サイクルメンテナンスのサイトの、ケミカル実験のページなんてオススメです。このページとサイメンとで違うこと書いてあったら、サイメンの方が正しいです ^^;)。

ケミカル類は、「何を使うか」よりも「どう使うか」の方がよっぽど重要でして、やたら高い油を買ってきてただ塗り付ければいいってもんじゃありませんし、使い方を間違いさえしなければ、安いケミカルでも案外使えます。

このページからすぐ買えるように、各製品紹介ページにもリンクしておきました。

2008/3/20更新: リンク切れの修正。あと、チェーンクリーナーの消耗品セットへのリンクを追加しました。

2007/10/23更新: ほぼリンク切れの修正のみです。新しい情報はありません。



自転車用ケミカル(油脂類)

最初の一本

とりあえず、一本だけ買うというなら、メンテルブを買いましょう。

品名 写真 店名 備考
ワコーズ
メンテルーブ

オートクラフト
チェーンオイルの定番。油汚れは油で落ちますから、ひどく汚れる前ならこれをたっぷり注して、余分なオイルを拭き取ることで汚れも落ちます。まず最初の日常メンテにはこれからスタートかな。

→目次

必須ケミカル

本格的に自転車のメンテナンスをするなら、これだけは持っていないと整備にならないという必須ケミカルを上げるとすれば、ラスペネ、スーパージャンボ、デュラエースグリスの3つでしょう。

品名 写真 店名 備考
ワコーズ
ラスペネ

オートクラフト
妨錆潤滑剤。あらゆる箇所の潤滑に使えます。浸透力が強く、錆び付いて動かなくなったネジでも強力に潤滑します。ただし、緩いので、チェーンに使うにはパワー不足。すぐ流れて効果がなくなってしまいます。
ワコーズ
スーパージャンボ

オートクラフト
ディグリーザ。パーツクリーナー。要するに洗浄液。一番使用頻度のの高いケミカルは多分コレです。量が多くて安いのでガンガン使えます。スプレー式で、吹き飛ばしの威力が絶大。中乾性で早く乾くのでとても使いやすいです。ゴムやプラスチックも傷めにくい(ちゃんと拭き取れば、傷める前に乾く)ので、あらゆる部分の洗浄に使えます。ただし、ヒドい汚れの洗浄、例えばチェーンの洗浄にはパワー不足です。
シマノ デュラエース グリス シマノ デュラエース グリス 50g*660
ザ・パワフル
自転車用グリスの定番。ベアリングのグリスアップの他、ネジ山など、金属同士が接している部分に塗ってカジリ防止にします。

→目次

チェーンオイル/メカ用オイル

チェーンオイルは、自転車の使い方とか、好みによって選んでください。サイクルメンテナンスケミカル比較実験のページが参考になります。定番はメンテルーブでしょう。

品名 写真 店名 備考
ワコーズ
メンテルーブ

オートクラフト
定番。強力皮膜。比較的ほこりも付きにくいとのこと(あくまで比較的です)。基本的にこれを買っておけば間違いありません。量が少なくて割高な気がしてしまうのが難点。
フィニッシュライン
クライテックワックス

アトミックサイクル

これは潤滑用ワックスで、toshは以前は、チェーン、ペダルのビンディング、ディレイラーと、潤滑にはほぼこれを使っていました。ワックスは乾いた状態で潤滑するので汚れが付きにくいというメリットがあります。汚れが付いても、表面のワックスが汚れと一緒に剥がれるという「セルフクリーニング機能」もありまして、何しろ汚れない。チェーンを直接指で触っても汚れません。短距離を走り、しょっちゅう輪行する、折り畳み自転車では汚れないコイツの使い勝手は抜群です。別メーカーの似た製品に、ホワイトライトニング(White Lightening ホワイトライトニング 4oz)というものもあります。

欠点は、耐久性がないので、しょっちゅう注油する必要があることです。走行距離で100km程度で油切れしますね。toshは100kmに一回ぐらい。ただし、雨で乗ったら、毎回乾かしたあとすぐ注油しています。それと、スプレー式じゃないし、ノズルの形状が悪い(針状にすると詰まってしまう)ので細かい部分への注油には使いにくいこと。最初に使うときは完全に脱脂する必要があるので面倒だということ(新品のチェーンにも油は付いています)。このような性質があるので、泊まりがけのツーリングでは使い勝手が悪いのです。最近は、折り畳み自転車以外では使うのをやめてしまいました。

そうそう、ワイヤーの潤滑にもオススメです。シマノのアウターワイヤーにはデュラグリスが詰めてあるのですが、これが抵抗が大きくて具合が悪い。デュラグリスは抜いてしまってこいつで潤滑すると、抵抗がなくなってキモチイイです。

フィニッシュライン
テフロンプラス

ワールドサイクル

これも乾いた状態で潤滑するタイプです。クライテックには耐久性がないので、こちらはどうかと試してみました。toshはクライテックの方が好みですね。

耐久性については、クライテックと大差ないです。やっぱり走行距離で100km程度で油切れします。ドライタイプなので汚れは付きにくいのですが、セルフクリーニング機能がないのでワックスタイプに比べれば案外汚れます。耐久性が同じなら汚れない分ワックスの方がいいかなとそんな印象。

ただ、テフロンプラスにはスプレータイプがありますので、ディレイラーなど細かい部分の潤滑にはこっちの方が使い勝手はいいです。

フィニッシュライン
クロスカントリーウェットルーブ

アトミックサイクル
粘度の非常に高いオイル。非常に耐久性が高い。欠点はすぐ汚れて真っ黒になること。toshは、梅雨や秋の長雨の季節、雨の通勤で一時使ってました。でも、舗装路なら雨でもメンテルーブで十分です。普通はここまでのものは必要ないでしょう。ドロドロのマッドコンディションでのレースなどではこれを使うと良いみたいですが。
フィニッシュライン
ロード“セラミック”ルーブ

RIDE ON!

フィニッシュラインの新製品。

toshは使ったことないのですが、汚れにくく、潤滑も良いと評判です。フッソ系なので塗る前にきちんと油と水分を落とさなくてはならず、使い勝手は劣るかも知れません。まだ価格も安くないです。サイメンの飯倉さんによると、「可もなく不可もない」とのこと。

タクリーノ
ロード・チェーンオイル

ワールドサイクル

タクリーノは、元サンツアーのメカニックで、今はイタリアンレストランを経営している方が興したブランドです。ロード・チェーンオイルは、オンロード用のチェーン専用オイルです。

くりらじサイクルメカニクルの2007/8/19配信版によると、このオイルだけは別格なのだそうです。「これと比べると他のオイルでは抵抗が残っているのがわかる」というぐらい劇的に違うのだそうで。

toshもこれから試してみようと思っていますが、第一印象はあんまり良くないです。ノズルの形が悪く、粘度の高いオイルのため、注油しにくいです。それに高価なのが最大の欠点。

タクリーノ
ロード・ギア

ワールドサイクル
タクリーノのメカ用オイル。

→目次

チェーン洗浄

チェーンがドロドロで黒くなったまま乗っている人が多いですけど、あれはヤスリでチェーンをこすりながら乗っているようなもんで、チェーンの寿命が縮むし、良くないと思うんですよね。

チェーンは、汚れをためる前に掃除するんだったら、チェーンオイルを多めに注して、ウエスで拭くだけでも結構きれいになります。とにかく汚れをためないのがポイント。

汚れてしまったチェーンの掃除に以下のような工具とケミカルを使うと良いです。

品名 写真 店名 備考
パークツール
サイクロン

ザ・パワフル
チェーン洗浄には、この工具を使うのが楽でいいです。これで掃除した後で、改めて注油すると、チェーンの抵抗がなくなって、見違えるように非常にスムーズになります。
パークツール
サイクロン ブラシセット
サイクロンの消耗品セット。
フィニッシュライン
チェーンクリーナー

RIDE ON!
フィニッシュラインは、モデルチェンジしてから作りがチャチになってしまいました。パークの方が断然良いです。
フィニッシュライン
チェーンクリーナー リビルドキット
フィニッシュラインのクリーナーの消耗品セット。
バルビエリ
チェーンクリーナー

シルベストサイクル
フィニッシュラインの旧型は、バルビエリと同じ形状でした。モノはこっちの方が良いです。もちろん、パークの方がずっといいですが。安いのはいいんですが、付属ケミカルが良くないです。ディグリーザは汚れが落ちないし、チェーンルブは粘度が高くてすぐにドロドロになります。ケミカルは別途買うと思えば、これでもいいかなというカンジ。同じバルビエリには、トルネード(バルビエリ 『トルネード』)という製品があります。一見とても便利そうですが、ケミカルが専用のスプレーしか使えないという大きな欠点があります。バルビエリのディグリーザは汚れ落ちが悪いことを考えると、こちらは全くオススメできません。
バルビエリ
チェーンクリーナー ブラシセット
バルビエリのクリーナーの消耗品セット。
フィニッシュライン
グランジブラシ
フィニッシュライン グランジブラッシュ
RIDE ON
チェーン洗浄工具じゃありません。ただのブラシです。舗装路中心で乗る人は普通はいりません。これは、オフロードを走って、チェーンがドロで汚れた時に、ドロをかき出すのに使うためのものです。ただ、潤滑にワックスを使うと、ワックスのカスがチェーンの中やスプロケットのギアの間などにたまるようなので、toshはそれをかき出すために使っています。

そうそう、こういうチェーン洗浄工具は、使ったあとはディグリーザの拭き取りが必要です。汚れたディグリーザをウエスに吸わせてから、BC-9やスーパージャンボのような、乾きの早いディグリーザーを使って洗うという方法でも可。toshはワイルドに水洗いしてしまいますが。何しろ、そうしないと接着剤がディグリーザで溶けてバラバラになってしまいます。

チェーン掃除のためのディグリーザは以下がオススメ。スーパージャンボでは汚れ落ちが悪いので、チェーン用のディグリーザは別に買うことをオススメします。

品名 写真 店名 備考
フィニッシュライン
エコテック2

ワールドサイクル
エコテック2とシトラスバイオ、特別どちらがオススメということはありません。どちらも汚れ落ちはいいです。シトラスバイオはみかんフレーバーでにおいがキツいですが、エコテックも無臭というわけじゃありません。不快でない分、toshはシトラスバイオの方が好みかな。
フィニッシュライン
シトラスバイオ ソルベント

ワールドサイクル
ワコーズ
フィルタークリーナー

松井オートサービス
安くて汚れ落ちが良いと、一部で評判。問題は、強烈に石油臭いことだそうで、家庭では使いにくいでしょうね。もう一つ困るのは、まだあまり自転車用としては認知されていないのか、自転車店では売っていないことです。モーターバイク店で買いましょう。
レスポ
パーツクリーナー

e−ハクセン楽天市場支店
量が少なくて高価なので、チェーン掃除用には使いにくいでしょうね。注意して使わないとあっと言う間になくなります。そのかわり、汚れ落ちは良いそうです。業務用の一斗缶なら単価が安くなるので、それが共同購入できると良いのですが。

→目次

その他のケミカル

定番じゃないけど、持っておくと便利なケミカル。

品名 写真 店名 備考
ワコーズ SL
オートクラフト
シリコン系スプレー潤滑油。溶剤を含まないので、樹脂やゴムを傷めません。また、ワイヤーインジェクターを使って、アウターケーブルの中に吹いていると良好に潤滑します。その他、toshは、STIレバー内部の潤滑にも使っています。あと、ドロヨケの内側やダウンチューブの下側にに吹いておくと汚れが付かなくなりますのでオススメです。用途は狭いので必須ケミカルじゃありませんけど。
フィニッシュライン
バイクウォッシュ

ナチュラム楽天市場店
要するにタダの洗剤。洗剤なのでゴムやプラスチックを傷めません。スプレーすると泡状に出て、フレームにくっついてくれる。洗車にはコレ。しかも安い。もっとも、toshは洗車をしないでから拭きだけなので、コレを使ったことはありません。オフロードを走ってドロドロになる自転車は洗車するといいでしょうが、toshはオフロードは走らないので。

→目次

安物自転車油

ホームセンターとか、スーパーなどで売られている、どこのメーカーの製品かわからないような安物自転車油だって別にダメじゃありません。チェーンオ イルとして使うならそんなに問題ありません。ただ、汚れが付きやすいので、こまめに掃除することと、ゴムやプラスチックを痛めるので、まわりを汚さないよ うにすることだけ注意。あと問題があるとしたら、安物はスプレー式じゃありませんけど

→目次

クレ工業のケミカル

クレ工業のケミカル類は、ホームセンターでよく安売りされています。でも、元々自転車用として開発されたものではありませんから、自転車用としては良くはありません。安く買えることが多いので、用途を考えながら使えばいのでしょうけど。

ホームセンターでよく見かける製品についてコメントします。

品名 写真 店名 備考
CRC5-56
ノナカ金物店

防錆、潤滑スプレーの定番。ホームセンターで安売りしてるのは、3タイプのうちの標準タイプのことが多いですね。緩くてすぐ流れるので、チェーンオイルとしては使えません。溶剤に塩素が含まれていて、ゴム、プラスチック、塗装面を傷めるので、金属以外につかないように注意する必要があります。錆び付いたネジの潤滑や、浸透させたい場所に使うことができます。ただし、ラスペネの方がずっと強力です。

自転車用としては、いろいろ注意が必要なケミカルですが、コイツの利点は圧倒的な値段の安さです。

チェーン&ワイヤールブ
プロの工具ショップ YOSHIMURA
自転車用としては良くないようです。これは、オートバイやら機械やらのチェーンの潤滑に使うものです。粘度が高すぎて、自転車で使うと抵抗が出てしまうそうで。逆に、雨でどろどろになったオフロードを走るなら、案外いいかもですが。
グリースメイトスプレー
激安カー用品 Webいち店
スプレーグリス。スプレータイプなので使いやすい。吹き出した直後は緩いので、浸透もしてくれます。その後溶剤が蒸発して粘るんですね。金属がこすれ合っていてギシギシ音をたてる部分の潤滑には案外いいんじゃないかな。流れにくいので、雨の中で乗る時はチェーンオイルとして使うのもアリかも(特殊な使い方です)。

→目次


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