スプリングボックDT改
投稿者: Tosh 掲載日: 2007-8-11 (4997 回閲覧)toshの愛車1号。スプリングボックDT改です。主にツーリングに使っています。700Cのランドナーというか、MTBコンポを載せた低速スポルティフというか、ドロップハンドルのクロスバイクというか、コンセプトを説明しにくいツーリング車。デモンタブルと言って、フレームを分割できる変わった自転車です。
2005/4/29撮影: 長野県坂中峠、展望公園にて。
2001年春に勤務先が新宿に移ったのですが、電車のあまりの混雑に嫌気がさして自転車通勤をしようと思って買いました。ベース車はパナソニック最後の量産ランドナー、スプリングボックDTです。私はパソコンを持ち歩くので普段から荷物が多く、さらに腰が弱いので荷物を背負えないことから、たくさん荷物を積めるということでこの自転車を選びました。
この自転車はデモンタブルと言って、フレームを分割できます。で、袋に詰めて電車で移動できます。ツーリング用に作られたシカケなのですが、私は、単に「珍しいギミック」というだけで買いました。もっぱら通勤用です。それじゃあまりにもったいないので、ツーリングにも行くようになりました。
子供の頃から憧れていたのはこういうタイプの自転車なのですが、いざ買えるようになった時には、日本のメジャーメーカーではランドナーを扱っているところはなくなってしまいました。今でも扱っているのは滋賀丸石自転車ぐらいです。あとはオーダで作ってもらうぐらいしかないみたいです。でも、いつかはランドナーをフルオーダしたいと思っています。
この自転車はシートチューブ長530mmです。体の小さい人には大きめですが、私は大柄なので逆にちょっと小さいカンジ。サイズが合っていないので、シートピラーが大きく出ており、また、ハンドルバーは低くなっていて、まるでロードのようなポジションです。
ホイールは700Cです。純ランドナーはタイヤのサイズが650と決まっているようなのですが、もはや入手が困難になっていますのでこんな形になったみたいですね。
部品は買った時点からはかなり変更しています。買った時のままで使っているものは、いくつかのスモールパーツの他は、フレームとシートポストだけになってしまいました。
スプリングボックDT
パーツ構成
メインコンポ
買った時は、Acera、Alivio, STXと安い部品の組み合わせでしたが、いい部品に変更したことで走りが大分軽くなりました。ベアリングの精度が全然違うことが、かなり大きく影響していると思います。
後ハブ、クランクセットは2004年型XTです。フロントディレイラーだけは2003年型のXTです。2004年型のフロントディレイラーはバンドが34.9mm用だけしかなくて、細いシートチューブに付けるときはスペーサーをかませるようになっています。スプリングボックは、ドロヨケが付いているためクリアランスが小さくて、太いバンドだと付かなかったのです。カセットスプロケット、リアディレイラーは9速時代の105を付けています。

改造当初は、スプロケはXTだったのですが、MTB用のコンポは、通勤、街乗り、舗装道路中心のツーリングではワイドすぎる気がしてきました。いろいろ検討の結果、リアスプロケットは105グレードの12〜25Tに変更、それに伴い、ディレイラーも105に変更しています。
前ハブもXTにしていたのですが、ベアリングにキズが入ってしまいダメになってしまったので交換しています。今はシマノのスポーツハブダイナモを付けています。

実はこんなに高い部品を付けるフレームじゃないんです。完成車で買っているので、フレームの値段はわかりませんけど、きっと、パーツの値段はフレームの倍ぐらいします。
ハンドルバー
日東 ニートMod114-STIの420mmです。STIレバー用の定番、
Mod184STIの廉価版です。標準で付いていたのは380mmだったのですが、窮屈に感じるようになってきたので、幅の広いものに交換しました。アナトミックバーの使い心地は、正直よくわかりません
^^;)。
ステム
日東 ダイナミック NTC-Aの26.0-90mmです。本当はいわゆる「なんちゃってアヘッド」にするつもりだったのですが、ハンドルバーを交換した時にたまたま在庫切れだったのと、ハンドルバーのクランプ径が元々25.4mmで、Mod114-STIは26.0mmと合わなかったので、急遽買う必要が出てきたためです。交換時にデフォルトより20mm長い90mmに変更しました。
ブレーキレバー
左は
シマノ BL-R600、右は
シマノ ST-6510。9速モデルのULTEGRAです。
元々付いていた、EXAGEはブラケットカバーのゴムが腐ってきたり、ガタが出てきたりして具合が悪くなっていたので交換しました。サイメンのジャンクから、事故車から外したという完動品のULTEGRAのSTIレバーが出てきたので、右側だけはSTIレバーにしています。左側がSTIレバーになっていないのは、軽量化のためではなく、フロントがMTBコンポでロード用のSTIレバーとは互換性がないためです。
さすがに上位モデルだけあって、精度が高くて気持ちいいです。
リクセンカウル フロントバッグアタッチメント
ハンドルバーには、リクセンカウルの
KF810を付けてます。バッグはリクセンカウル(もしくは互換品)で統一することにしました。通勤時、フロントバッグの付け外しが面倒になってきたので、ワンタッチで外せる、リクセンカウルは便利です。こうしてみると、フロントバッグが前に突き出していて、あまり格好が良くはないのですが。これに伴い、フロントキャリアも外せたので、若干軽くなったかも。
ブレーキ

シマノ BR-R550。カンチブレーキですが、実によく効いてくれます。
もともとは、ダイヤコンペの安いカンチブレーキが付いていたのですが、これがまた効きが悪いのです。特に、2004年の年末年始にかけて、シューを交換したらかえって効きが悪くなってしまい、とても困ってました。BR-R550はいろいろ事情があって、ランドナー向きではないのですが、えいやっと交換したら、これが大正解でした。
Vブレーキは、別名サイドプルカンチブレーキですが、このブレーキはセンタープルVブレーキとでもいうべきもので、構造がほとんどVブレーキと同じです。調整もVブレーキと同じで、すごく楽です。
ホイール
これも変更しました。リムはMAVICのMA3, タイヤは三つ星Speedequipの700x32cです。元は38cの重いタイヤを履いていましたから、大分軽くなりました。ハブもAceraからXTへの変更ですから、前後ホイールだけで1kg近い軽量化になっているはずです。
ヘッドパーツ
SUNTOUR XC-PROのヘッドパーツに交換してあります。ハンドルを振ったときの感触が「にゅるっ」っとしてて、とっても気持ちいいです。
ペダル
XTグレードのSPD (PD-M540)に変更してます。通勤で前を走るロードがビンディング付きに乗っているのを見て楽そうに見えたので。トゥクリップやビンディングの付いているペダルだと足を固定されるので、使ったことのない人は怖がりますが、慣れです、慣れ。私は、もはや、ペダルにビンディング機構のない自転車には乗りたくないですね。
フロントキャリア
日東のキャンピーに変更しています。キャンピーは本来650用なので700Cのタイヤを付けているこの自転車には付きませんが、マッドガードを曲げてムリヤリ付けています。ロングツーリングではここにサイドバッグを付けることになるのですが、普通はそこまですることはありません。ただ、私の場合はPCを持ち歩く関係でムダに荷物が多いので2泊ぐらいのツーリングでも時々使います。
サドルまわり

サドル
「ランドナーのサドルは革だろ、革」というわけで、brooksの革製のものに変更しました。下位モデルで、あまり高いものではありません。重いです。brooksのサドルは柔らかめの革が使われているようで、割と早くなじみました。ただ、柔らかい革はヘタるのも早いらしいので、大事に乗ることにします。
リクセンカウル エクステンダー
リクセンカウルのKlikFixシステムのシートポスト用のアタッチメント、
エクステンダーです。バッグは主にフリーバックオールラウンダーを使っています。
熊鈴
熊鈴を付けています。自転車はエンジン音がしないので、前を歩く歩行者や、遅いママチャリが気付いてくれないので、音を立てていれば気付いてくれるかと思って。でも、実際には、きれいな舗装路ではほとんど音がしないし、音がしたところで、所詮気付かない人は気付かないみたいで、あまり役に立ってません。
フェンダー
もともと付いていたフェンダーが割れてしまったので、
dixnaのクロスバイク用の樹脂製フェンダーに交換しました。この種のフェンダーが取り付けられる自転車は今時少ないみたいで、取りつけには大抵加工が必要です。このスプリングボックでも穴を一つあけないと取りつけできませんでした。色が黒なので、自転車の印象が大分変わりました。何だか、真っ黒な自転車になってしまいました。
以前のアルミ製よりちょっとだけ軽くなってます。でも、フェンダーって、フェンダー本体よりもステーの方が重いのね。ステーもアルミ製の軽いやつってないんですかね。
バーテープ
スペシャライズドのBGバーファットを使っています。
愛車改造の履歴
これまでの改造の履歴を残しておきます。
番外編: 名前の由来
ナショナル自転車はクロスバイクにスプリングボックという名前を付けています。この自転車も700Cタイヤだし、クロスバイクの仲間といえばそんな気もします。
私はスプリングボックって、造語だと思ってましたが、アフリカ南部に生息するウシ科の動物(レイヨウの仲間)のことみたいです。また、南アフリカにはスプリングボックという名前の町があるようです。








