
小林よしのりの、「あなた方はそんなに自分の祖父たちを貶めたいのか?」という発言があったことを思い出した。
「ローゼンメイデン問題」/終わらない近代の「国家」と「民族」
引用:
もう10年は昔のことになるだろうか。小林よしのりが描いていた。本が手元にないので大意。祖父たちを貶め卑しめようとする輩になぜ貴様は同胞であるにもかかわらずそのようなことができるのかと問うたところ相手はかく答えた、俺とは関係ないから、前の世代がやったことだから。言葉を失った。――事実であるかは知らん。
本は「戦争論」、本で紹介されたテレビ番組は「朝まで生テレビ」ですね。「朝生」は実際その時見てたんですが、その時にそういう展開だったかどうかは覚えてないです。ワタシはその発言で「あ、小林よしのりオワタ」って思った。
事実として何があったのかということと、その事実に対してどのような感想を持つか、あるいは持ちたいかということは別。ゴー宣始めた頃は、彼の言説はマトモだったのに、オウム事件あたりでトンデモさんに擦り寄られて以降、彼はオカシくなってしまいました。
# 2008/1/15 追記: 「貶めたくない」からと言って、事実に目をつぶってはイカンだろうと。あ、彼らは事実だとは思ってないのか。今思えば、当時の小林よしのりが意識していたかどうかは別として、そうやって論理をすり替えることによって議論を破壊するのがトンデモさんの手口なんですな。
引用:
ところで。「なかった派」がトンデモに走る理由が、小林氏が示したようなことであるなら、すなわち祖父たちを殊更に貶め卑しめんとするべきではない、かつ国際政治問題である以上中共のイデオローグに容易に迎合するべきではない、ということであるなら、あるいは民族的蔑視ゆえのことなら、頭は痛いがわかる。
歴史修正主義者共の気持ちはつまりそういうことなのだろうけれども、彼らはそういう意図を隠そうとする。なので、ますますわかりにくい。
あ、そうそう、ワタシは、南京大虐殺事件のことは「南京大虐殺」とちゃんと書くことにします。単に「南京事件」と書くと、そこで何があったかを隠したいトンデモさんに迎合することになるのと、
単に「南京事件」と言った場合には別の事件を指す場合があるからです。南京事件の方は「南京暴動」と称することもあるそうですが。