
首相の訪朝について評価が割れています。まぁ、いろいろな意見があるのは当然なのですが、?と思うようなこともいくつかあるわけで。例えば経済制裁。「条件付きで経済制裁を発動しないと約束した」なんて報道されてます。
これ、逆に言えば、「条件を飲まなきゃ制裁するぞ」と脅かして帰って来たわけですわ。これを、「経済制裁を発動しないとは何事かっ」と批判する人がいるのがよくわからない。条件とは何か? 「平壌宣言に違反しないこと」です。批判する人は、平壌宣言の全文を読んでいるのか? いや、読んでから批判している人もいるようなので、それはいい。でも、報道の論調は必ずしもそうじゃないようですな。
平壌宣言は、実に曖昧な文章です。互いのメンツを尊重して、あんまりそのものズバリとは記述していない。政治というのはそういうものなのだけど。小泉首相は「これを守れ」と言って帰って来たわけですが、何を守れと? つまり、約束したふりをしてるけど、何も約束してないんですよ。拉致問題に進展がないことをもって、「双方は、相互信頼関係に基づき国交正常化を実現する過程においても、日・朝間に存在する諸般の問題に誠意を持って臨む強い決意を表明した。」を守ってないことにして、制裁を発動することも可能なわけですわ。
「自ら武器を放棄した」とまで言われているみたいだけど、ワタシは全然違うと思いますけどね。間違ってます?